高齢化社会の中で本当に必要な医療を提供していきたい!!
法人理念「患者さんの満足と安心を第一に考える」
超高齢化社会かつ若い世代の共働きが増える日本において、介護が必要となる「寝たきり」と「認知症」の増加は、大きな社会問題になっており、その最も大きな原因疾患が「脳卒中」です。私のこれまでの人生は、脳神経外科医として手術に専従し、手術によって患者さんに喜んでいただくことが自分の使命と生きがいであった、と言っても過言ではありません。
しかし、脳の手術を数多く執刀し、脳卒中の患者さんが数多く集まる病院で院長をしていくなかで、これから超高齢化社会になっていく日本において、「脳卒中」という疾患に対して我々医療者が行っていくべき使命として、手術だけでなく(1)出来るだけ脳卒中にならないように「予防」していくことと、(2)発症しても退院後に少しでもいい環境下で生活が出来るようにサポートしていくことも、手術と同じくらい非常に大切であることに気付いてきました。
その気持ちをベースに「医療法人バディ」を立ち上げ、クリニック、訪問看護、訪問リハビリ、認知症センター、ボディケア施設など、一形態にこだわらず、手術以外で患者さんに喜んでいただける施設を一つずつ地道に作ってきました。これからも法人の理念である「患者さんの(満足)と(安心)を第一に考える」精神を忘れず、新たなことにチャレンジしていく気持ちに変わりません。
医療法人バディの「バディ」は仲間、相棒、という意味があります。法人の理念に共感してくれた仲間が集まり、医療の2大車輪と考える質の高い「医療」と「接遇(ホスピタリテイ)」を真摯に提供していきながら、「チームバディ」一丸となって、患者さん、ご家族、地域の皆様から信頼されるように、これからも社会に貢献していく所存です。
今後とも「医療法人バディ」に対して、厳しくも温かいご指導とご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。
2024年4月
医療法人バディ 理事長
森本 将史